有機野菜の定義は有機JAS規格を満たした農産物マークのついた野菜の事です。
このマーク事⇒
ちなみにこれらは「有機JASマーク」といって、農林水産省が認定した機関の厳しい検査に合格した農作物のみが付けることを許されているマークです。
有機農産物に関しては、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」(JAS法)によりその定義が定められています。
「有機農産物」、「有機野菜」等と表示するためには、
(1)農薬や化学肥料は原則として使用しないこと。(ただし、農薬物に急迫または重大な危機がある場合であって、通常の有機農産物に係わる防除方法のみでは有害動植物を効果的に防除できない場合に限り、有機農産物の国際基準に準拠した30種類の農薬の使用は認められています。)
(2)種まきまたは植え付けの時点からさかのぼり2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上)、禁止されている農薬や化学肥料を使用していない水田や畑で栽培されていること。
(3)有機農作物の生産者は、以上の要件を満たし、生産から出荷までの生産工程管理・格付数量等の記録を作成していること。
※野菜等健康食生活協議会事務局のHPより引用
【有機農産物の国際基準に準拠した30種類の農薬の使用は認められています】
安全性が高い農薬や化学肥料の使用は認められていることがあるので、厳密には有機野菜といっても一切、農薬や化学肥料を使っていないというわけでは無いのがわかりましたね。ただ農薬や化学肥料は原則として使用しないことと記載がありますし、もちろん、農薬や化学肥料を一切使っていないものもあります。
共通して言えるのは厳しい検査をくぐりぬけた安全でおいしいものが、有機野菜と名乗ることができるのです。